家の中は散らかっているけど、整理整頓が苦手でそのままになっている方は少なくないでしょう。確かに、どこにしまえばいいのか分からないものばかりで、為すすべがない気持ちも分かります。そんな時は整理整頓を行うためのアプリを使うのがおすすめです。アプリで整理整頓できるの？と思う方もいるでしょうが、実は便利なアプリが3つあります。
そこで本記事では、整理整頓におすすめのアプリ3選について詳しく紹介していきましょう。本記事を読めば、あなたも整理整頓に対する苦手意識が減ること間違いなしです。特に物が溢れてしまう場所がない方や中々掃除をする機会が作れず困っている方は、ぜひ本記事を読んで、一緒に家の中をスッキリさせていきましょう。
1.Tody
Todyは買い切りタイプの有料お掃除管理アプリです。購入時に「860円」お金がかかりますが、購入後は月額費用などを払う必要がありません。本アプリを使えば、場所ごとにいつ掃除したのかを記録できるため、掃除してからどのくらい経っているのかパッと見で把握できます。掃除の頻度は自分で設定でき、設定した頻度を超えるとゲージが赤くなるのが便利ポイント。人によっては赤くなることで掃除の意欲を刺激されて、掃除できるようになったという方もいます。さらに、場所ごとの管理だけでなく、タスク管理もできるのが特徴です。例えば、リビングなら「掃除機かけ」などの項目があるほか、元々ないタスクは自分で追加することもできます。ちなみに、掃除完了ボタンを押すと「ナイス！」や「よく頑張ったね！」などの褒め言葉を表示してくれるため、掃除に対するモチベーションアップにもなりますよ。確かに、掃除をしても中々褒めてもらう機会がないため、嬉しい機能かもしれませんね。
実際にTodyを使っている人は、基本的に高評価をしている人が多いです。特に、掃除が苦手だけどTodyを使い始めてからタスクをこなす爽快感にハマり、掃除をするのが楽しくなったという意見がたくさんみられました。中には、綺麗度を表すメーターがいっぱいにならないように、今までよりもこまめに掃除するようになったという感想も。確かに、綺麗度が視覚的に分かるようになれば、早く掃除しなくちゃという気持ちになるかもしれませんね。また、一度登録してしまえばタスク通りにこなしていくだけなので、効率よく作業できるようになるといった評価もあります。アプリ自体が見やすく使いやすいのも高評価に繋がる要因になっているようですね。対して低評価の意見はあまり見られませんでした。強いて言えば、タスクの順番を並べ替えられるようにしてほしいとの意見がある程度。タスクの優先度をその都度変えられれば、ここまでは絶対にしたいといった項目が分かりやすくなりますね。
注意点として、最初の登録では直近でいつ掃除したのか登録できません。そのため、掃除を行った日から順番に登録していくのがおすすめ。ただし、登録を忘れているといつからなのか分からなくなるので注意しましょう。本アプリは特に掃除が苦手で溜め込んでしまう人におすすめです。Todyを使えばいつ掃除したのか、どこを掃除すればいいのかが分かりやすくなるため、毎日少しずつ掃除をすれば溜め込んでしまって一気にやらなくちゃいけない負担が減ります。さらに、メモ機能を上手に使うことで掃除道具の場所や細かいチェックポイントを追加することも可能です。人によってはToDoリストのように、掃除以外のことを書き込んで使っているケースもあるようです。普段どんな掃除をしていたのか忘れてしまう人やついサボってしまいがちならTodyを使って少しづつタスクをこなす習慣を身につけましょう。
iOS版Tody
Android版Tody
2.monoca2
monoca2は自分の持ち物と欲しい物を登録して、管理、共有ができるアプリです。基本無料で使えるアプリですが、無料版ではモノの登録数が最大100個と決められているほか、共有できるグループが1個までです。980円の買い切り版を購入すれば、モノの登録数が無制限となり、共有できるグループも10個作成できます。monoca2を使えば、家にあるモノを自由に登録できるため、どのアイテムが家にあったのかや在庫が切れているのかなど、簡単に把握しやすくなるのが最大のポイント。例えば集めている漫画やシリーズものの小説など、何巻まで購入したのか分からなくなる現象を防いだり、日用品の在庫がなくなったので購入したいモノをメモしておいたりといった使い方ができます。特に日用品や同じものを購入してしまいがちなものを全て把握しておくのは難しいため、monoca2に頼ると本当に必要なものの把握が容易になりますよ。
monoca2を使っている人は、モノの管理をしたいと思っていた方が多く、「こんなアプリを待っていた！」との意見がたくさん見受けられました。特に、同じものを何個も購入してしまう人や薬、コスメ、電子機器など買い忘れを防ぎたいと思っている方からの評価が高いです。メモ帳アプリでも同じようなことができますが、実際に使っている方の意見では見やすさや使い勝手が全然違うとのこと。確かにmonoca2ならバーコードを読み取れたりURLの開くボタンがついていたりとメモ帳アプリではできないようなことが簡単にできます。何より家族と共有すれば、家族間で同じものを買ってくる心配もなくなるのが便利です。あまりにも使い勝手のいいアプリだからか、マイナスな意見はほぼありませんでした。もう少し機能を増やしてほしいといったコメントやこうすればもっとよくなるといった意見はありましたが、使えないやサービスが悪いといった感想はなく、安心して使えることが分かります。
本アプリは同じものを複数購入してしまう、日用品で在庫切れになっているものを買い忘れてしまう、たまにしか買わないものの管理をしたいと思っている方におすすめです。monoca2にはメモ機能や写真を保存しておく機能もついているため、いつも買っている商品を間違わずに購入できます。洗剤など似ているものがある場合は役立ちそうですね。ちなみにmonoca2より前にリリースされたmonocaというアプリがありますが、基本的な構造は同じです。違うのはオンラインで共有できるかどうかの点。monocaはオフラインで利用するアプリなので、個人の管理に適しています。monoca2はオンラインで共有できるため、家族間でのやり取りが便利です。また、monocaはIOS版が用意されていますが、monoca2ではIOS版がないといった違いもあります。
Android版monoca2
3.サマリーポケット
サマリーポケットは1箱からトランクルームに荷物を預けられる宅配収納サービスです。月額料金はプランによってさまざまですが、最安250円～預けられます。プランは大きく分けると、箱ごと管理するプラン、1点ずつ管理するプラン、本やDVD専用プランに分かれており、最も高くても月額500円で利用できるリーズナブルさが特徴です。シンプルに収納しきれない服やモノを預けたり、季節モノを預けたりと使い方はさまざま。普段は使わないけど、押し入れやタンスが一杯になってしまう原因があるなら、サマリーポケットを使うだけでお家の中がスッキリしますよ。万が一必要になっても、アプリのリストから選んで取り寄せできるので、どこにしまったか分からないこともなくなります。
実際に利用している人の意見は賛否両論ありました。高評価の意見では、普段使わないものを預かってくれるので、捨てるのはもったいないと思っていたものを預けて部屋が広くなったという感想や荷物を写真で確認できるため、衣替えのシーズンも楽になったという意見があります。対して低評価の意見では、対応が悪いとの意見が多くありました。例えば、入れたときと中身の配置が変わっていて、雑に放り込まれていたというものやメールで問い合わせても返事が遅いなどです。中には預けていた服に地下のような臭いが付着してしまったり埃だらけで変色してしまったりといった報告も見受けられました。意見を参考にすると、大切なものは預けない方がいいかもしれません。特にお気に入りの服や割れモノなどは、自宅で保管するのがおすすめです。
サマリーポケットはどうしても部屋が片付かない人や捨てたいけど捨てられないものが多い人が使うと便利でしょう。また、スマホアプリで物を確認できるため、どこにしまったか分からなくなるのを防ぎたい方にもおすすめです。利用するまでの流れはとても簡単。ざっくりいうと、申込を行い段ボールを取り寄せ、荷物を詰めたら集荷依頼を出して預けるだけ。申込はサイトやアプリから行うことができ、プラン選択後に会員登録画面に移るため、必要な情報を入力しましょう。クーポンコードなどがある場合は、最後のクーポンコード確認画面で必ず入力しておいてください。段ボールが届いて荷物を詰めたら集荷依頼を出します。ちなみに、サマリーポケットの宅配業者はヤマト運輸と佐川急便とScatch!の3社です。時間帯や配送場所によって異なります。送り出す際、段ボールに集荷伝票が貼り付けられているため、特にユーザー側で伝票を貼り付ける必要はありません。
iOS版サマリーポケット
Android版サマリーポケット-トランクルーム要らずの収納アプリ-
まとめ
物が溢れていると整理整頓に対する意欲が薄れてしまって、中々手を出せなくなってしまいますよね。そんな方は本記事で紹介した3つのアプリを使ってみてください。アプリを使えば、掃除の管理や荷物の管理、購入するものの管理などが簡単になるため、整理整頓に対する意識も自然と変わってくるはずです。
